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ウクライナ危機から半年
2022年09月26日
今年2月末から続くウクライナ危機の影響は、世界で食料不安を深刻化させています。
食料価格の高騰や小麦不足といった影響は、ウクライナ危機以前から、わずかな家財である生活必需品を手放しても十分な食事をとれない暮らしをしていた人たちに、より厳しく及んでいます。
長く紛争状態の続くアフガニスタンやイエメン、ソマリアなどでは、2021年12月時点ですでに、緊急性の高い食料危機の状態にある人は、人口の60%以上にのぼっていました。
また、そのソマリアも含む東アフリカ地域では、多くの国が小麦の90%以上をウクライナとロシアの2ヶ国から輸入しています。 この地域は以前から、紛争や干ばつ、洪水などによる食料不足も起きています。